11月8日、TÜV SÜD(テュフズード)は、xFusionの液冷ラックスケールサーバー(以下「液冷サーバー」という)に、世界初のTÜV SÜD pPUE(partial Power Usage Effectiveness、電力使用効率)エネルギー効率証明書を授与しました。この証明書の取得は、xFusion液冷サーバーのデータセンターの冷却効率における優れた性能を示すものだけでなく、現在xFusionの商用利用に大規模に導入されている液冷サーバーのエネルギー効率が業界トップレベルに達していることを証明するものでもあります。
TÜV SÜDは、156年の歴史を持つ第三者試験認証機関であり、安全で信頼性の高い持続可能なソリューションの提供に努めています。専門的な試験および認証技術サービスを提供することにより、TÜV SÜD認証マークで製品の高品質を確保しています。今回、TÜV SÜDは、国際的に認められた基準に基づき、約1年にわたり、科学的なPUE評価方法と厳格な運用シナリオテストを通じて、液冷サーバーの実際の展開・運用におけるフルリンクの冷却PUEが1.06であるという結果を得ました。証明書授与式には、TÜV SÜDグレーターチャイナのコンシューマー製品サービス部SVP陳灝璇氏、電子電気部華南地域シニアマネージャー鐘毓恒氏をはじめとするプロジェクトチームメンバー、xFusionのインテリジェントデータセンター研究開発ディレクター汪大林氏、およびその他の関連分野の主要担当者が出席しました。
TÜV SÜDグレーターチャイナコンシューマー製品サービス部SVP陳灝璇氏は、「xFusionが液冷サーバーのエネルギー効率に関する技術革新と応用において優れた成果をあげていること、心よりお祝い申し上げます。TÜV SÜDは、世界共通の基準の枠組みに基づいて、データセンターにおける液冷サーバーの運用の具体的な特性を考慮に入れ、サーバーの実際の冷却PUEレベルを科学的かつ客観的に評価し、しかもこのような製品の具体的なPUE評価基準を確立します。今後も両社が継続的に連携して、データセンター業界のグリーンで低炭素な持続可能な発展をさらに推進できることを期待しています」とxFusionへお祝いの言葉を伝えました。
コンピューティングパワーインフラおよびサービスのリーディンググローバルプロバイダーとして、xFusionは、よりグレーンで高効率なサーバーの提供に常に努めています。xFusionは、サーバー液冷などの高エネルギー効率技術への投資をさらに増やし、継続的に技術を革新して、大規模な商用展開可能な液冷ソリューションを提供し、さまざまな業界におけるグリーンで低炭素なコンピューティングパワーの応用を支援します。今回認証を取得したxFusion液冷ラックスケールサーバーは、液冷放熱100%の実現で優れたPUEを達成し、高密度、高信頼性、容易なO&Mの特長を備え、データセンターおよび企業DCにおける多様な配電モードの応用に対応します。TÜV SÜDは、国際的に認められたEN50600-4-2基準に基づき、ETSI TS 103 586などの異なる基準に基づくPUE評価方法を十分に考慮して、大規模な展開・運用におけるコンピューティングパワー製品の実際のPUEレベルの評価方法を確立しました。
xFusionは、コンピューティングパワーインフラおよびサービスに焦点を当て、今後も、エネルギー効率の測定・評価基準、試験・検証方法などに関して、TÜV SÜDおよびその他の権威ある機関と継続的な技術交流と連携を進めて、コンピューティングパワーインフラのデータセンターにおける大規模な展開・運用の総合エネルギー効率を継続的に向上させ、共同でデータセンターの省エネと国のダブルカーボン目標の達成に貢献し、グリーンコンピューティングパワーの明るい未来を創造することに努めてまいります。